2017/08/24

目は1日10万回以上も動く、目薬はドライアイをさらに加速させてしまう

私たちは、目のまわりの筋肉(眼筋)を1日に「10万回以上」も動かしています。ちょっと考えてみてください。ほかに1日に10万回以上も繰り返す体の動きが、あるでしょうか?

風邪を引いて頻繁に鼻をかんだとしても、せいぜい数十回。「歩く」にしても、「1日1万歩」を目標にする人はよくいますが、それさえも毎日達成できている人は、なかなかいないでしょう。

休みなく10万回も動く器官は、ほかに心臓くらいしかありません。「目の疲れ」とは「目のまわりの筋肉の疲れ」です。たえず動いているからこそ、目はとても疲れやすく、ケアしないと問題が生じやすいのです。また、目が正常に機能するためには、想像以上のエネルギーを必要とするのです。

ドライアイのホントの恐ろしさ


最近、特に、オフィスビル勤務の方にふえているのが、「ドライアイ」。これは、目がゴロゴロするだけの病気ではありません。生命の危機を知らせるサインです。
たんなるお肌のカサつきとは、わけが違うのです。本来、人間が快適だと感じる湿度は、平均40~60% です。ですが、常に窓が閉めきられていて、24時間空調管理のいきとどいている高層ビルなどの中ですごしている方たちに「湿度計があったら見るように」というと、だいたい12~16 % だといいます。

あなたのオフィスも窓の開かない空調管理のされたビルなら、せいぜい15% ほどしかないでしょう。それはまるで、乾燥機の中に投げ込まれ、その中で長時間仕事をしているようなもの。最近では、住宅も24時間管理されたシステムが導入されているところが増えました。快適なのか?快適でないのか?わかりません。

目は、カラカラに乾いてしまいます。そんな過酷な環境の中、大事な目を守るため、健気に涙をだそうと奮闘し続け、ついに、その力が尽きかけている…これがドライアイです。夕方になるとパソコンのモニターを見る目が「もう勘弁してください」と悲鳴をあげているのにも気づいているはずです。

これは、「命にかかわる、大変な症状」だといえます。

なぜなのか?

眼球の一番外側にあるのは角膜ですが、角膜は直接空気に触れているわけではありません。涙が角膜を包み込むことで、ゴミやホコリが目に入ることから守ります。

目の中に、小さなゴミが入っただけでも、チクチクと痛み、目を開けていられなくなり、何も手につかなくなるものです。もし、狩猟採集の時代にドライアイになっていたら、危険な動物に狙われ、命を落としかねなかったでしょう。

もちろん、現代でも、重症化してパソコン仕事ができなくなり、失業に陥っている人がチラホラではじめています。まさに生活の危機にさらされているのです。

さらに重要なのは、涙がでなければ、目に酸素も、栄養も届かないことです。実は、涙は、目を洗浄して守るだけでなく、「角膜に酸素や栄養を届ける働き」もしているのです。「血液」が全身の細胞に栄養を届けるように。

涙は、ナトリウムやカリウム、ビタミンA 、ビタミンC 、そしてブドウ糖などの栄養成分、抗菌作用や免疫成分である、ラクトフェリンやIgA (免疫グロブリンA)、細胞成長因子のEGF (上皮成長因子) などの成分を含んでおり、まさに、血液とほぼ同じ成分なのです。

そして、涙や血液は、海の成分そのものでもあります。涙をつくる涙腺の機能は、海そのものを持ち込んだと考えられているのです。6億年もの太古の青から生命の中に宿っている海が枯れかかっているというのは、まさに命の源である血液に重大な危機が起こって、全身に栄養も酸素もいきわたっていないことを知らせるサインだと思うのです。

ちなみに、「目薬」を頻繁にさすと、逆にドライアイを悪化させます。なぜなら、目薬をさすことは、石けんを使って手を洗うようなもので、大切な栄養や、目を保護してくれる成分まで洗い流してしまうからです。

目に何度も石けんで洗っていたら、手も乾燥してひび割れるでしょう?目薬をさすよりも、「本当の原因」をとり除き、ちゃんと涙がでるように体の機能を回復させることが大事なのです。

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