2017/02/27

食後すぐ横になると牛になる!の意味

「食べてすぐ、横になると牛になる」少し前にはよく耳にしました。子どもの頃に、このように親に叱られたことがある人も多いはずです。

もちろん、人間が牛になるわけがありません。子どもの行儀を正すために昔から言い伝えられた言葉でしょうが、飽食気味の現代人には、「食後、横にならなければないましらないほど飲み食いするな」という戒めを付け加えてもいいような気がします。
現代人は食べ過ぎによるカロリー過剰で風邪をひく

ただし、医学的には「食後のゴロ寝」はおすすめです。食物を消化するためには、胃や腸に大量の血液が必要です。また、血液中に取り込たくわまれた栄養分を分解し、肝臓に蓄えるためにも大量の血液が必要です。

ところが、食後すぐに仕事をしたり、運動したりすると、血液が脳や筋肉に分散するため、消化器系の臓器への血流量が著しく減少してしまいます。

肝臓に耽れ込む血液量は横になっている時がもっとも多く、立つとその70% 、歩いたり、走ったりしている時は20~30 % まで減ると言われています。

これでは、せっかく食事を摂っても栄養分が肝臓に供給されません。食事直後の運動がよくないと言われるのはこのためです。やはり、食後は30分から1時間程度、ゆったりと体を休めたいものです。

職場や外食で横になることが難しい時は、ソファや椅子などに腰かけているだけでもかまいません。ただし、眠ってはいけません。睡眠状態に入ると、胃や腸の働きが低下するので逆に消化不良を起こしやすくなります。

また、糖尿病で血糖コントロールをしている方は、主治医の指示にしたがうようにしてください。血糖は食後20~30分で上昇し始め、1時間程度でピークを形成します。そのピークの億をなるべく低く抑えるために、食後、10~20分でウォーキングなどの運動をすすめる医師もいるからです。

でも、一般的には、「食後の牛」 はとても体にいいのです。
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